秋になって、葉っぱもきれいに色づいてきましたね。
この時期、公園にはどんぐりや松ぼっくりがたくさん落ちていて、うちの息子も毎回どんぐり拾いに夢中です。最近はビニール袋をバッグに忍ばせておくのが定番になってきました。
公園に行くたびにどんぐりを拾うので、「ビニール袋じゃなくて、専用のバッグがあったら便利かも?」と思い、紙ボウルでくまちゃんのどんぐりバッグを作ってみました。
このバッグは、見た目が可愛いだけじゃなくて、口が簡単に開かない作りになっています。
歩いている途中でどんぐりがポロポロこぼれる心配もありません。
両端を押すだけで「パカッ」と開くので、子どもでも上手に使えますよ。
おうちにある紙ボウルとフェルトで作れる、くまちゃんバッグ。
ホッチキスを使う工程があるので、親子で一緒に作るのがおすすめです。秋の工作にぴったりですよ🐻
材料
| 材料 | 数量 | ポイント |
|---|---|---|
| 紙ボウル | 2枚 | クラフトカラーがおすすめ。白でもOK。 |
| フェルト(茶) | 2枚 | 耳用。型紙で半円に切る。 |
| 黒のポイントシール | 3枚(両面なら6枚) | 目・鼻用。 |
| リボン | 約70〜80cm | 赤・茶・ベージュなどお好みで。 |
| マスキングテープ or セロテープ | 適量 | ホッチキスの針隠しに。 紙色に近い色だと◎ |
● 道具
● 今回使った材料の一部

ダイソーの紙ボウルとリボンを使いました。今回、茶色の紙ボウルを使いましたが、白や別の色でも構いません。白ボウルなら、白くまバッグになりますよ♪
リボンの太さもお好みで変更してください。
「どんな動物にする?うさぎ?りす?紙ボウルの色はどうする~?」とお子様と一緒に材料から選ぶのも楽しいですよ!

薄手のバッグがいい場合は紙ボウル+同サイズの紙皿がおすすめです。
ホッチキスはこの組み合わせのほうが留めやすいですね。
作り方
① フェルトを耳型に切る
型紙を使って半円形にカット。2枚用意します。
➡耳の形を変えれば「うさぎ」「ねこ」にもアレンジ可能!
② 紙ボウルに顔をつける

黒いポイントシールで目と鼻を貼ります。
鼻は2/3程度にカットして両端を丸く整えるとかわいくなります。
お好みでマジックやポスカで自由に顔を描いても◎
③ 紙ボウルを重ねて仮止め

紙ボウル2枚を重ね、ずれないようにマスキングテープで仮止めします。





仮止めでホッチキス扱いやすくなります。
④ 下半分をホッチキスでとめる

お皿の下半分を5か所ほどホッチキスでとめます。
針が危ないので、2cmほどのマスキングテープを上から貼って保護します。





ホッチキスはとめずらいので、大人の方が作業してください。
しっかり抑えるとズレにくいです。
⑤ 耳をはさみこむ

フェルトの耳を紙ボウルの間にはさみ、中央をホッチキスで固定します。
左右のバランスを見ながら反対側も同様に耳をとめます。





最終的に、ホッチキスは全部で7か所とめることになります。
耳の位置を近づけるとリスっぽく、外側にするとくまらしく見えますよ。
耳を上につけたい場合は、紙ボウルの片面だけホッチキスでとめるか、ボンドで接着します。
(上部をとめてしまうと口が開かなくなるため)
● アレンジ例

⑥ホッチキスの芯を覆う

ホッチキスの芯がむき出しだとケガする心配があるので、マスキングテープやセロテープで挟むように覆います。

紙ボウルの隙間からどんぐりのくずが落ちるのが気になる場合は、バッグの口以外をマスキングテープで覆うといいですよ。(沿わせるように張るのがコツ。)
⑦ リボン用の穴を開ける

目打ちで耳の近くに左右1か所ずつ穴を開けます。
ホッチキスの芯・横、ふちから約5〜7mm内側が破れにくくて◎





目打ちは大人担当で。使うときはケガに気をつけてくださいね。
⑧ リボンを通して結ぶ

リボンの端をテープで補強しておくと穴に通しやすいです。
穴に通したら片結びし、外れないよう固定。
耳の近くでリボン結びにすると、くまちゃんがリボンをつけているような仕上がりに🎀
リボンを長めにするとショルダーバッグにもなりますよ♪
⑨ バッグの口を確認
ホッチキスをとめていない上側がバッグの口になります。
両端を軽く押すと口がパカっと開き、手を離すと自然に閉じる仕組みです。
指で固定しながら開けると長持ちします。
⑩完成!
まとめ|作ってみた感想

紙ボウルで作るくまちゃんバッグは、材料が少なくて手軽なのに、見た目もかわいい秋のおでかけ工作です。
口がしっかり閉じる作りなので、歩いていてもどんぐりがこぼれにくく安心。両端を押すだけで「パカッ」と開くので、小さなお子さんでも使いやすいと思います。
サイズは2歳〜5歳くらいのお子さんにちょうど良く、公園バッグ・お菓子入れ・宝物入れなど、いろんな場面で活躍してくれます🐾
材料も紙ボウルやフェルトなど、家にあるものや100円ショップでそろうものばかり。思い立ったときにすぐ作れますよ。
作ってみた感想
実際に息子と一緒に使ってみましたが、どんぐりを落とす心配もなく安心して持たせられました。
両端を押すとパカッと開く仕組みが気に入ったようで、しばらく遊んでいましたね。
ホッチキスや目打ちを使う部分は私が担当して、顔のパーツ貼りは息子におまかせ。
自然と「ここはママ、ここはボクね」みたいな感じで進められて、楽しみながら作ることができました。
紙製なので石など重いものには向きませんが、どんぐりや松ぼっくり・落ち葉であれば安心していれられます。
秋の親子時間にぴったりの工作なので、よかったら作ってみてくださいね🐻



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