一本杉渓流魚センター【子連れ釣り体験レポ】

日光一本杉渓流魚センターの子連れ体験レポのアイキャッチ画像。囲炉裏に串に刺さった6匹の魚が並んでいる。 子連れおでかけ・体験レポ

初心者でも6匹釣れました!塩焼きが絶品!

囲炉裏で焼きあがったニジマスが並んでいる写真、脂が落ち食べ頃になるまで待っている状態。

栃木県・日光市へ家族で旅行したときのこと。
「今日は日光江戸村へ行くぞ〜!」と朝から張り切って出発した我が家でしたが、
到着直前でまさかの事実が判明……なんとこの日は定休日!

「えっ、まさか!?」「定休日チェックしてなかった〜!」と全員でがっくり。
でも、せっかくの日光。ここで落ち込むのももったいない!
「行き当たりばったり旅もたまにはいいよね」と気持ちを切り替えて、急きょプラン変更することにしました。

そこでふと思い出したのが、以前本で見かけた「一本杉渓流魚センター」。
「たしかこのあたりで釣り堀体験ができたような…?」と調べてみたら、
なんと日光江戸村から車で15分もかからない距離にあるじゃありませんか!

もともと気になっていた場所だったので、
「じゃあもう行っちゃおう!」「むしろ行きたい!」と家族そろってテンション回復。
思いがけず釣り体験にチャレンジすることになりました。

(ちなみに、日光江戸村はまた次の機会にリベンジ予定です😊)

祝日明けの平日は穴場!ほぼ貸し切り状態でした

一本杉渓流魚センターの川沿いに広がる釣り場の風景。木々に囲まれた自然豊かな渓流と椅子が置かれた河原の様子。

到着したのは11時前。祝日明けの平日だったこともあり、釣っている間はなんと貸し切り状態!
他のお客さんが来たのは、魚を焼いてもらっているタイミングだったので、釣りはのびのび楽しめて本当にラッキーでした♪

江戸村がお休みだったのは、もしかしたら私たちをここに導くためだったのかも…?笑

スタッフさんによると、夏休みシーズンは「平日でも2〜3時間待ち」「駐車場が激混み」なんてこともあるそうで…。
行く時期によっては、覚悟が必要かもしれません。

一本杉渓流魚センターの古い木造の受付小屋全体。山中に佇む釣り堀施設の外観。

釣り初心者の家族でも大丈夫!

釣り用のイクラ(餌)をつぶれないように釣り針に2つつけている様子。ニジマス釣りに使うイクラ。

我が家は釣り経験ほぼゼロ。

  • 餌のつけ方もわからない
  • 竿の使い方も知らない

という完全初心者なのですが、スタッフさんが驚くほど丁寧にレクチャーしてくれました!

この日はたまたま空いていたこともあり、時間をかけてじっくり教えていただけて本当にありがたかったです。

虫が苦手な方に朗報:餌はイクラです!
虫じゃなくてほっと一安心した母でした。笑

いよいよ餌つけスタート!でもこれが思ったより難しくて…。
私と夫で「どうやって刺すの?」「こう?」「あ、破れちゃった!」と慌ただしくしてました。

息子は「やりたい!」と目を興味津々でしたが、針が結構鋭くて危ないので今回は我慢してもらいました。(来年はやらせてあげたいな〜)

イクラが本当に柔らかくて針に刺すのも一苦労でしたが、なんとか準備完了。やっと餌がつけられたと思ったら、今度は投げる作業が難しい…!狙ったところになかなか飛ばなくて、家族で「がんばれ~」と励ましあってました。笑

そんなこんなで苦戦しつつも、最終的には7匹中6匹を家族で見事に釣り上げ成功!

ちなみに1匹はスタッフさんがレクチャー時に釣ってくれました。さすがプロ…ものの数秒で釣れてました。

釣り上げたニジマスを握り、釣り針を外そうとしている様子。子どもが網を持ち待機している。
▲ニジマスの針をとる作業も一苦労。息子は網を持って待機中。

利用料金と所要時間(2025年10月訪問時)

一本杉渓流魚センターの受付小屋の正面。料金表や注意書きが掲示されている。

一本杉渓流魚センターは、1kgの魚を池に放流して釣るスタイル。料金は先払いで、釣れても釣れなくても変動なしです。
※料金は変動する可能性がありますので、最新情報は施設サイトをご確認ください。

●我が家の料金プランはこんな感じでした!

🎣 釣り料金 まとめ(税込)
項目料金
竿1本利用(ニジマス1kg)2,500円
竿レンタル100円
600円
釣り料金合計3,200円

※我が家はニジマス1㎏、8匹分でした。

🔥 焼き代 まとめ(税込)
項目料金
囲炉裏使用料500円
竹串(30円 × 6本)180円
焼き代合計680円
※竹串代には魚の本数に応じた串、囲炉裏使用料には燃料・塩などが含まれています。

利用時間は、魚を放流してから1時間。 初心者でも十分楽しめる時間でした。

🐟 釣った魚はその場で塩焼きに!外で食べると最高

囲炉裏の強い火でニジマスが焼かれているアップ写真。炎と串の魚がよく見える。

釣れた魚のうち、小さすぎる1匹を除いた6匹を塩焼きにしてもらいました。(焼かずにお持ち帰りもできます。)

焼き時間は30〜40分。外のベンチでのんびり待ちます。少し散策もしましたよ。

渓流に段々と落ちる小さな滝と、周囲の季節の草木が広がる一本杉渓流魚センターの自然風景。

スタッフの方が焼いてくれたので、ちょうどいい塩加減&焼き加減で本当に美味しいかったです!

私も夫も息子も、それぞれ2匹ずつぺろりと完食しました。

普段あまり魚が得意ではない息子も「おいしい!」と大絶賛でしたね。

外で食べる焼き魚って、なんであんなに美味しいんだろう。焼き方?鮮度?

焼き上がったニジマスの塩焼きを手に持ち、外の明るい釣り場で撮影した様子。

行く前に知っておくと便利なこと(ママ目線)

  • エプロンや着替えがあると安心
    魚の脂が服につきやすいので、子どもは前掛けがあると安心です。
  • 焼きあがってすぐは熱すぎて危険
    火傷や服の汚れを防ぐため、”焼き上がり5分後”が食べ頃とのこと。
  • ウェットティッシュ必須
    手が汚れやすいので多めに持参するのがおすすめ!
  • 10月でもかなり冷えます
    山沿いなので防寒はしっかりと。特にお子さんは上着を忘れずに。

📝 レクチャーで教えてもらった釣りのコツ!初心者向け

スタッフさんが丁寧に教えてくれた初心者向けのポイントをまとめました!

  • 竿を持って移動するときは、針先付近の糸をしっかり握って歩く
    針が揺れると子どもに当たって危険!糸の絡まり防止にもなります。
  • イクラに針を刺すときは、中央のオレンジ部分を避けてゆっくりと
    中央は特に破れやすいので要注意。急がず慎重に刺すのがコツです。
  • イクラは必ず2粒つける
    1粒だとあっという間に食べられてしまうんだとか!2粒でちょうど良いらしい。
  • 針は池の”奥”へ投げる
    魚がたまりやすい深めのエリアを狙うのが◎。
  • 手応えを感じたら迷わず竿を上げる
    ここで迷うと魚が針を覚えて警戒するように…!釣り上げ失敗すると次が難しくなります。
  • 釣れたら岩場に移動して、魚に砂をつける
    滑り止め効果があるので、ぬるぬるした魚も持ちやすくなります。
  • 網に入れるときは池から離れた場所で
    魚が池に戻ってしまうのを防ぐため、そして自分が池に落ちないためにも大事なポイント!
    魚を追いかけて池に落ちる人もいるんだとか…寒い時期は悲惨ですね。

どれも初心者には知らないことばかりで、とても勉強になりました!

まとめ | 行き当たりばったりの旅も悪くない

囲炉裏で焼きあがったニジマスが並んでいる写真、脂が落ち食べ頃になるまで待っている状態。別角度から撮影。

日光江戸村が定休日だったのは完全にうっかりでしたが、

そのおかげで一本杉渓流魚センターという素敵な場所に出会えました。

自然の中で家族みんなで釣りを楽しんで、焼きたての魚を食べて…本当に充実した1日でした!

5歳の息子にはまだ一人で釣るのは難しかったけど、親子で協力しながら挑戦するのも良い思い出ですね。小学生くらいになったら一人でもできるかな?

今シーズンは11月30日までなので、気になる方はお早めに!

「初めての釣り」を親子で体験したいご家庭におすすめしたいスポットです。


施設情報

  • 施設名 :一本杉渓流魚センター
  • 所在地 :栃木県日光市小百2486
  • 営業期間:毎年3月1日〜11月30日(要確認)
  • 定休日 :木曜日(祝日の場合は営業、翌平日に振替)
  • 営業時間:8時~17時
  • 支払方法:現金のみ
  • 駐車場 :あり(約50台)
  • 公式サイト:https://nikko-ipponsugi-fisshing.jimdofree.com/

  ※詳しくは公式サイトをご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました